” 木のこころ ” を大切に「使いきる」 ! 木仙人の木札
木仙人は家具製造も行っていますが、家具作りは多くの端材が出ます。
木目の良い材料も多いだけに、創業当初から材料の有効活用を考えていました。
当たり前ですが、端材も元は一本の木、家具になった部分と同じ年月をかけて成長した木であります。
私の生きて来た時間、歳月よりもはるかに前から、歴史の変遷をも見届けてきた木かもしれません。
何とか活かしたい、焚物は本当に最後の手段だと思っていました。
ある時期から、木札に木仙人のロゴを彫刻し、
「これは家具になれなかった材料から作りました。端材ですが大きくなるまでに数十年、数百年、
同じ年数生きてきた木です。」
と ご説明しお客さまにお渡しすると、これが結構評判が良いのです。
「やっぱり温かみがあるわ」、「木はいいね」
お客さまの感想は、木材資源の豊富な日本に生まれ育ってきた我々のDNAに摺り込まれた素直な
感性のあらわれと思います。
昨今は球温暖化の問題もあり、やはり化石燃料からなる製品の使用は抑えて行かなければなりません。
これからはもっと木を有効に使い、木に回帰してゆく時代ではないでしょうか。
そういう意味では、このような木から作る木札は立派な ECO商品 です。
ストラップ、根付、祭札など 和のアイテムとして素敵ですね。
外国人にも日本土産にピッタリだと思います。
” チャームという新しい感覚 “
四角い札にこだわることはありません。
レーザーを使えば、思いの形にカットできます。
よりオリジナル性の高いモノを創ることも可能です。
” 木を扱う仕事に感謝・木でつなぐ人の心 “
毎日、木を扱える喜び・・・
古の人たちの森林に対する深い愛のおかげで
また、その木を使っていただくお客さまがいてくださるので
こうして仕事ができるのです。
小さな事業所なので大きなことはできませんが、そのことに感謝しながら
未来に繋がる行動を実践します。